社会福祉法人蔵王町社会福祉協議会のホームページ

　生活支援コーディネーターの小野です。

　本日3月11日、「東日本大震災」発生から13年が経ちました。

　当時の状況は、今でも脳裏に焼きついています…

　インフラの整備が進み、ハード面はだいぶ復興したように感じますが、ソフト面（心のケアなど）については、これからも継続的な支援が必要と思われます…

　さて、今月1日、今年度2回目となる「蔵王町地域支え合い協議体」が開催されました。

　当日は、あいにく委員の皆様に欠席者が多く、普段と違って、こじんまりとした雰囲気での「協議体」となりました。しかし、小さな部屋へと会場を変更し、さらにお互いの顔が見える座席になったことで、結果的に中身の濃い話し合いができたように感じます。

　協議体では、①永野地区懇談会、②地域ケア会議で出た地域課題、③町内3地区の「通い場立ち上げ」に向けた進捗状況の3点を報告し、このことについて意見交換を行っていただきました。

　地域活動の減少や担い手・後継者不足、さらには高齢者を中心とした移動手段（”足”の問題）に関する話題が多かった中、「今、自分たち（若い世代を含めた住民全体で）でできること」を見据えた、前向きな意見も出されました。

　次年度の協議体でも、上記の話題を中心に話し合っていく予定です。

　今後も様々な地域課題について委員の皆様から活発なご意見をいただきながら、町全体に”支え合いの輪”が広がる、より良い地域づくりを目指してまいります。