社会福祉法人蔵王町社会福祉協議会のホームページ

　こんにちは。生活支援コーディネーターの小野です。

　3月5日は、二十四節季の一つ「啓蟄」です。冬ごもりをしていた虫たちが出てくる頃と言われていますが、まだまだ気温は低く、日陰には解けずに残る雪もあり、春はもう少し先のように感じますね…

　雪が舞い散る2月20日（火）、遠刈田公民館に北山地区の高齢者のみなさんが集まりました。

　みんなで集まるのは、「いきいき百歳体操」「七夕飾り作り」を実施した昨年6月末以来、約半年ぶりです。

　「会の名前をみんなで考えてみませんか？」

　せっかく集まった機会なのだから、次もまたみんなで会えるよう、みなさんで話し合ってもらいました。

　その結果、「すこやかサロン」に決定！

　名前には、集まったみんなが「いつまでも元気で健やかに過ごせるように…」との願いが込められました。

　今回の「すこやかサロン」では、みなさん初体験だという「ボッチャ」に挑戦！さらに、地域の駐在所から所長さんを含む警察官2名に来ていただき、「特殊詐欺」に関する講話をしてもらいました。サプライズで、大友所長さんによるクラリネット演奏の披露もあり、とても楽しい雰囲気にしていただきました。

　前回を含め社協主体で開催した今回のサロンでしたが、活動の内容については住民の方々と話し合いを重ねながら当日の開催を迎えました。会場まで”足”のない方に対しては、運転できる方が乗り合いで送り迎えするなどの支え合いもありました。

　今後は、住民のみなさんが協力しながら、自主的に活動に取り組んでいくそうです。

　但し、活動を行っていく上で心配や相談などがあれば、いつでも社協としてバックアップしていくつもりです。

　地域に新たな「集いの場」が誕生しました。

　これを出発点として、「仲間づくり」「居場所づくり」「生きがいづくり」の場として、支え合いの関係がさらに芽生えていくことを期待しています。