ブログ「ちょっとみてけろ~♪」
おばちゃんと若者がダッグを組んだ音楽フェス
2019-06-10
カテゴリ:地域活動,イベント
こんにちは。生活支援コーディネーターの小野です。
いよいよ梅雨入りですね。ジメジメとした日がしばらく続くと思うと、気持ちもすっきりと晴れません。
そんな沈みがちな気持ちを吹き飛ばすイベントが6月9日(日)開催されました。「ザ・オトマチ2019」です!
宮地区の蓮蔵寺を会場に行われたこのイベントでは、近所のおばちゃん達がイベントを盛り上げてくれました。というのは、会場受付にてチケットと引き換えに手首に巻きつける“ミサンガ”を、以前このブログでもご紹介した「小浜川原住宅お茶飲み会」の皆さんが、一つ一つ丹精込めて作ってくれたのです。その数、何と400個!イベント代表の「喜多や」佐藤さんと何度も何度も話し合いを重ねて、ようやくできた作品なのです。
このイベントは、蔵王町の若手同士がダッグを組んで「音楽」と「食」をメインとする体験型イベントで、当日は小さなお子さんからご年配の方まで幅広い年齢層の方々が来場され、初めての開催とは思えないほどの熱気がありました。バンドの迫力ある生ライブや町内の店舗が出店するおいしそうなメニューが揃う中、お越しいただいた方々が“ミサンガ”を身につけてくれています。それを見たおばちゃんの1人は「自分たちが作ったものを使ってくれて、本当にうれしいね」と話してくださいました。「お茶飲み会」のブースでは、“ミサンガ”作成中の写真やこれまでに作りあげた作品を展示し、来場された方々に見ていただきました。“ミサンガ”を作っている写真を食い入るように見られる方、また、展示用にしていた作品をぜひ売ってほしいと懇願される方もおり、お茶飲み会の皆さんが作られた作品の素晴らしさに改めて実感しました。当初、イベント参加に消極的であったメンバーの皆さんでしたが、当日3名が訪れ、立ち寄られたお客様に自分たちで作った品々を自ら丁寧に説明される様子も見られました。
前日の雨で天候が心配されましたが、イベント当日は天気にも恵まれ、大勢の方々が来場されました。これから蔵王町を担っていく若い世代が中心となって企画した「ザ・オトマチ2019」。老若男女問わず、様々な方と交流しながら楽しめるイベントであり、蔵王町を活気づける起爆剤として長く続けて行ってほしいと心から感じました。イベントを企画された蔵王町の若手の皆さん、そしてその思いを受け取って“ミサンガ”を心を込めて作られた「小浜川原住宅お茶飲み会」の皆さん、本当にご苦労様でした!