蔵王町介護・福祉事業所協議会
映画「ケアニン」鑑賞、認知症に向き合う
2019-04-03
カテゴリ:イベント
3月30日に、蔵王町ふるさと文化会館(ございんホール)で、蔵王町介護・福祉事業所協議会主催による、『蔵王町の介護福祉を考える、映画ケアニン上映会』が開催され、町内外の介護・福祉関係者を始め、住民の方々など180名の皆様が鑑賞されました。
上映会は、介護や福祉を認識し、認知症ケアや人材確保などに理解を深めてもらおうと開いたものです。
映画ケアニンは、新人の介護福祉士が認知症の高齢者介護に向き合い、「なんとなく」で始めた介護の仕事に、いつしか本気で向き合う姿や、認知症の高齢者本人や介護に関わる家族の思いやその様子などが描かれたものです。
鑑賞後には、皆さんから「とてもいい映画だった」、「温かい気持ちになり、涙が止まらなかった」などの感想が聞かれました。施設で働いている方は「回復訓練にもっと取り組んでいきたい」、介護の経験を持つ方からは「映画を観て、父母の介護を思い出した。やさしい気持ちになった」など述べられていました。
また、寄せられたアンケートでは、「これから認知症の人を見守りたい」、「施設にボランティアで手伝いたい」など、多くの方々が介護福祉への理解を深め、関心が高まったようです。
上映会当日は雨の降る寒い日でしたが、映画は心温まる素晴らしい内容だったと思います。上映に携わって頂いた皆さん、鑑賞して頂いた皆さん、大変有難うございました。