ブログ「ちょっとみてけろ~♪」
仙台市民が集う「シニアネット仙台」
2019-05-16
カテゴリ:地域活動
こんにちは。生活支援コーディネーターの小野です。新緑がきれいな季節になってきましたね。
すがすがしい光を浴びながら、先日、仙台市の繁華街「一番町」のサンモール一番町商店街にある「NPO法人 シニアのための市民ネットワーク(通称シニアネット仙台)」一番町サロンを訪問してきました。「シニアネット仙台」は、20年程前にシニア世代がNPOを立ち上げ、多様な活動の拠点となるサロン的な場所づくりを目指してこられた団体です。ここでは、多くの高齢者の方々がボランティアでサロンの維持運営に関わっています。訪問した日は「健康麻雀 入門教室」が行われており、約50名の麻雀初心者の方々が活動されておりました。この「一番町サロン」では麻雀以外にも、毎日様々なサークル活動が活発に行われています。屋外で活動するサークルもあり、現在は「鉄旅」や「俳句」のサークルが人気があるようです。
お忙しい中、理事長である丹野惠子様、理事の小松一雄様から、NPOとしての立ち上げから現在に至るまでの経緯や「シニアネット仙台」にかける思いをお伺いしました。シニアネット仙台では「行くところがある 会う人がいる することがある」をモットーとし、特に「行くところがある」を大事にされています。つまり、高齢者の「閉じこもりの防止」が大きな目的です。以前、活動場所の移転も検討されたようですが、地下鉄やバスなどの交通の便が良く、参加者の皆さんが自力で来ることができるとの理由から、現在の場所である一番町(一番町中央ビル8階)で続けられてきたとのことです。
毎年七夕期間中、大学生ボランティアの支援をもらいながら、七夕飾りも制作されています。若い世代とも交流しながら活動し続ける「シニアネット仙台」の皆さん。仙台ならではの活動の場ではありますが、とても貴重な時間を過ごすことができました。機会があれば、他の活動も見学してみたいと思っています。「シニアネット仙台」の皆さん、本当にありがとうございました。