ブログ「ちょっとみてけろ~♪」
楽しく手話を覚えよう!
こんにちは!地域福祉係の山家です!
12月11日(火)、円田小学校5年生を対象に福祉学習を行いました。
今回は、聴覚障害の方に来ていただき、指文字や手話を学び、日頃の生活についてお話を伺ました。
講師として来ていただいた佐々木琢磨さんは、現在仙台大学で勤務しており、昨年行われた※デフリンピックに日本代表として出場。4×100mリレーのアンカーを務め、日本チームの金メダル獲得に貢献しました。
※デフリンピックとは
身体障害者のオリンピック「パラリンピック」に対し「デフリンピック(Deaflympics)」は、ろう者のオリンピックとして、夏季大会は1924年にフランスで、冬季大会は1949年にオーストリアで初めて開催されています。障害当事者であるろう者自身が運営する、ろう者のための国際的なスポーツ大会であり、また参加者が国際手話によるコミュニケーションで友好を深められるところに大きな特徴があります。
(一般財団法人全日本ろうあ連盟 スポーツ委員会HP引用)
詳細は ttps://www.jfd.or.jp/sc/deaflympics/games-about を参照ください佐々木さんは子どもたちに、デフリンピックで獲得した金メダルを持ってきていただき、子どもたちの「すげー、おもい」という感想に「この重さは、今まで自分が努力してきた重さ。手話も陸上も勉強もなんだって努力すれば必ず報われる時が来る」と熱く教えてくれました。
授業の序盤は、“耳の聞こえない人が来た”としか思っていなかったかもしれませんが、最後には、耳が聞こえない、障がいがあるということを飛び越え、“1人の人佐々木さん”のお話を聞く子どもたちの姿に、今回実施してよかったなと実感しています。
最後に佐々木さんは特技を披露したいとのことで、持参した「ルービックキューブ」に挑戦。
「やったー、新記録だ!」と大喜び。おちゃめな一面も見せていただき、終始明るい授業となりました。