ブログ「ちょっとみてけろ~♪」
地域住民と共に、“足”の問題を考える。
2021-07-02
カテゴリ:地域活動
こんにちは。生活支援コーディネーターの小野です。
毎日梅雨空が続き、ジメジメとしています。
しかし、夏の時期に“水不足”にならないよう、ある程度の雨も仕方がないですね。
さて、先月23日「日本カーシェアリング協会」代表理事である吉澤武彦様をお招きし、町民代表者・宮城県社会福祉協議会担当者ら計9名の参加者のもと、同協会の取り組みや活動事例についてお話を伺いました。
これまで「蔵王町地域支え合い協議体」においても“足”の問題(移動手段)について話し合ったこともあり、今後ますます高齢化が進むであろう蔵王町にとって、重要な生活課題の一つです。
今回の中心の話題は「コミュニティ・カーシェアリング」(CCS)についてです。これは、ご近所同士で車を一緒に活用し合う地域のサークル活動で、地域コミュニティが運営し、支え合う地域づくりを目的とする取り組みです。
さらに6月29日、会員さんの送迎サービスを独自に実施されている「老人クラブ 七日原長寿会」で役員会が行われ、そこで「コミュニティ・カーシェアリング」について小野からご報告させていただきました。話を聞いていただいた会員さんから「地域全体で考えていく必要性はある。」「地域の課題を整理して、これからみんなで話し合っていきたいね。」などといったお話が聞かれました。
「コミュニティ・カーシェアリング」が、地域住民が主体的に取り組める移動手段の問題の解決策の一つとして、住民自ら考えていただけるきっかけとなることを期待したいと思います。