ブログ「ちょっとみてけろ~♪」
地域の防災~研修で学ぶ
2019-10-15
カテゴリ:地域活動,イベント
こんにちは。生活支援コーディネーターの小野です。
今年は例年に比べ日本に上陸する台風が多く、今回の台風19号では宮城県内をはじめ、県外各地で甚大な被害に見舞われました。地震や火山とともに、今後は台風対策への取り組みも必要です。そのような中、10月9日(水)ございんホールで「第16回仙南圏域 婦人防火クラブ員研修会」が開催されました。
婦人防火クラブ永年功労表彰の後、仙台市防災・減災アドバイザー及川由佳里氏による「防災・減災対策に女性の視点を」と題した講話がありました。及川氏は東北初の女性消防官であり、消防隊員、救急隊員などを経験し、現在テレビや新聞などでも活躍されています。講話では、男性中心の職場での苦悩や東日本大震災を経験して感じたことを“女性の目線”でお話され、「消防に女性も必要であると実感した」と強調されておりました。
今回は蔵王町が会場だったこともあり、講話後、蔵王町婦人防火クラブ員さんが防災に関する寸劇、そして健活サポーターの皆さんは「ざおう元気体操」を披露し、参加された近隣市町防火クラブ員さんから盛大な拍手をいただきました。
防災計画の立案や企画において女性の視点は重要であり、避難所においても女性の支援が必要です。災害発生時には今回の研修を活かせるよう、より一層地域に目を向け、住民の皆さんと共に防災・減災に取り組んでいきたいと思います。