高齢者の暮らしを守る、雪かきボランティア
2025-02-18
[地域活動]
こんにちは。生活支援コーディネーターの小野です。
2月に入り、強い寒波の影響で、全国的に大雪に見舞われました。車の立往生、電車や飛行機など交通機関への影響、さらには屋根からの落雪による高齢者の死亡事故など、大雪に関するニュースを目にする機会が多かったのではないでしょうか。
今後も再び寒波が来ることが予想されています。皆さん、十分気をつけてお過ごしください。
そのような中、2月8日(土)川崎町社会福祉協議会さんからの依頼で、地域福祉係 大沼主事と共に、川崎町内に住む1人暮らし高齢者宅の雪かき支援に行ってきました。打ち合わせ後、川崎町社協の職員さん2名と一緒に早速現地へ。訪問した場所は、山形県境の笹谷地区です。あまりの雪の深さにビックリでした!
当日の積雪は膝上以上もあり、あるお宅では雪かきの支援がないと家から出ることができない状態でした。限られた時間の中でしたが、玄関から道路までの通路、玄関から灯油タンクまでの通路を確保するなど、生活する上で最低限必要な場所の雪かきをお手伝いさせていただきました。
川崎町社会福祉協議会さんでは、民生委員さんやケアマネジャーの情報をもとに、「スノーバスターズ」として毎年地元の高校生や中学生ボランティアさんたちの”若い力”を借りながら、一人暮らし高齢者宅の雪かき支援を行っています。
※試験や受験と重なり、今回は残念ながら参加できなかったそうです。
蔵王町内でも、雪かきの支援を求める声を聞くことがあります。これまでは、ご近所さん同士の支え合いで何とか解決していましたが、支える側の高齢化などで難しくなっているようです。このような住民の方々の声に応えるべく、生活支援コーディネーターとして、地域住民や学生ボランティアさんなどの協力を得ながら、雪かきの支援活動ができればと考えています。
来シーズンに向けて、雪かき支援活動の仕組みを検討していきたいと思っておりますので、ご協力よろしくお願いしたします。

インフルエンザに気をつけよう!
2025-01-14
[お知らせ]
こんにちは。生活支援コーディネーターの小野です。
1月14日は「どんと祭」。”無病息災 今年1年、元気に過ごせるように…”と、祈願された方も多かったのではないでしょうか?ところが、昨年末から全国的にインフルエンザが猛威を振るっており、県内でも感染者も多く出ており、仙南地域が特に増えているようです。
このような状況から、今回はインフルエンザについて掲載しましたので、参考にしていただければと思います。
インフルエンザの典型的な症状としては、咳や頭痛、鼻水や喉の痛みなどに加えて、38度以上の高い熱や倦怠感、関節痛などの全身症状が起こります。高齢者や乳幼児など免疫力が低い人が感染すると重症化しやすく、「肺炎」や「インフルエンザ脳症」など重い合併症が現れることもあるため注意が必要です。
インフルエンザの予防に大事なのは、やはり「手洗い」です。外出して家に戻った時は、流水と石鹸でしっかりと手を洗いましょう。また、インフルエンザウイルスはアルコールに弱いため、アルコール性の手指消毒剤を使うことも有効です。マスクをすることも大事で、飛沫を防ぐとともに、適度な湿度を保つことで喉の粘膜を正常な状態に保ち、感染の予防につながります。
そのほか、定期的に室内を換気し、部屋の湿度を50~70%に保つこと。さらに、身体の免疫力アップのため、適度な運動や睡眠、バランスの良い食事を摂ることが大切です。但し、体調が優れない時は、無理をせず、早めに医療機関を受診することをお勧めします…
基本的な感染予防対策を徹底しながら、寒い季節を元気に乗り切りましょう!

ちょっとだけ早い「クリスマス会」
2024-12-26
[地域活動]
早いもので、今年も残りわずかとなりました。
ブログをご覧のみなさん、今年1年はどんな年だったでしょうか?
さて、町内北部にあたる平沢地区では、毎月1回住民のみなさんが集まり交流しています。体操やゲームで体を動かしたり、折り紙作りや講話を聞くなど、毎月異なる内容で楽しく過ごしています。12月20日(金)に行われた活動では、茶話会を兼ねた、ちょっと早い「クリスマス会」が行われました。
会場の平沢地区公民館の和室には、華やかな飾りやツリー・リースなどが飾られ、クリスマスを演出!サンタさんも登場し、甘~いスイーツをみなさんにプレゼントしました。
会では、歌を唄ったり、昔話や方言にまつわる笑い話等々、”よもやま話”を1人1人から披露してもらい、笑いあふれる楽しいひと時を過ごしました。
今年4月から始まったこの会は、平沢地区住民の健康推進員さんや健活サポーターさんらが中心となって進めており、町(保健福祉課さん)と生活支援コーディネーターが活動をバックアップしているところです。でも、今回の「クリスマス会」に参加させていただきましたが、住民のみなさんの力だけで十分進めていける感じがしました。
「毎月1回集まるのを楽しみにしている!」
「みんなの顔を見ることができて嬉しい!」
参加されるみなさんの声を原動力に、これからも楽しく魅力あふれる「通いの場」を続けていってもらいたいと思います。

「令和6年度 蔵王町地域支え合い協議体」開催
2024-12-12
[お知らせ,地域活動]
こんにちは。生活支援コーディネーターの小野です。
二十四節気の1つ「大雪」が過ぎ、寒さが一段と厳しくなってきたような気がします。そのような中、インフルエンザなどの感染症が徐々に広がりつつあるようです。皆さん、十分気をつけてお過ごしてください。
さて、12月9日(月)「蔵王町地域支え合い協議体」が開催されました。今回は委員の1人である「蔵王町シルバー人材センター」事務局長 松原芳恵様より、同センターについて詳しくご説明いただきました。独居高齢者世帯や高齢者夫婦世帯の増加等で仕事のニーズが増える一方、元気な高齢者の就労の場として、「シルバー人材センター」は今後ますます重要な地域資源になってくると思います。
「蔵王町シルバー人材センター」さんには、地域住民やケアマネジャーから相談を受け、生活支援コーディネーターとしても度々お世話になっておりますが、現実は”会員不足”が課題であるとのこと。特に、草刈りや庭の剪定、家事援助等のお仕事ができる方が不足しており、せっかく依頼があっても、作業日がだいぶ遅れてしまっているとのお話がありました。
”ニーズを満たすためには、人材(会員)を確保すること”
生活支援コーディネーターとして、今後取り組むべき課題の一つだと感じました…
☆「蔵王町シルバー人材センター」では、会員を募集しています!
あなたの”知識”や”経験”を活かしてみませんか?
入会資格 : 蔵王町内にお住まいで、健康で働く意欲のある60歳以上の方
【お問い合わせ】☎ 0224-26-9218 (蔵王町シルバー人材センター)

「健康寿命」を伸ばし、いつまでも元気に過ごそう!
2024-12-05
[地域活動]
こんにちは。生活支援コーディネーターの小野です。
毎年平均寿命が伸び続けており、今では”人生100年時代” とも言われるようになりました。
「いつまでも元気に、生きがいや楽しみを持ちながら、住み慣れた場所で暮らし続けたい。」
住民のみなさん1人ひとりの想いではないでしょうか?
そのような中、蔵王町では脳出血や脳梗塞などの「脳血管性疾患」を発症する方が多く、千人当たりの全国平均の約1.4倍となっています。そこで、蔵王町保健福祉課さんでは「高齢者保健・介護予防事業」の1つとして、町内2地区で年3回にわたり「健康講座」を実施しています。
この講座では、適切な栄養摂取や食事方法、筋力を落とさないための運動や軽体操などを、管理栄養士や健康運動指導士から指導を受けています。2地区のうちの1つ遠刈田七日原地区の高齢者の集まりでこの講座を実施しており、12月4日(水)に開催された第3回目(最終回)となる同講座におじゃまさせていただきました。
七日原地区は町内でも高齢化率が高く、また1人暮らしの高齢者が多い地域であり、「糖尿病」「高血圧症」の方が多いのが現状です。当日は、「InBody」(体組成計)で筋肉量の計測、「ベジメーター」での過去2週間分の野菜摂取量の測定、自宅で作った味噌汁の塩分量「味噌汁塩分測定」などを実施し、過去2回実施した数値と比べ、変化が見られたかどうか(改善されたかどうか)を確認しました。
疾病を予防し「健康寿命」を伸ばすことはとても大事です。
次年度も、他地区で同講座を実施する予定です。
ブログをご覧のみなさんも、いつまでも健康な体を維持できるよう、日々の生活習慣を見直してみませんか?
※「健康寿命」…健康上の問題が無く、日常生活を送れる期間のこと。
